14才の母

14才の母は、志田未来のためのドラマだったと思います。
あの若さで、あれだけ演技ができれば、こんな企画もしたくなるのもわかるような気がします。

結果的には、割りと高い視聴率だったように思います。
内容が内容なだけに、あのようなエンディングになるような気はしていましたが、もう少しひねってくれると個人的には良かったように思います。

14才の母（じゅうよんさいのはは）は、2006年10月11日から毎週水曜日の22:00～22:54（JST）に日本テレビ系列のテレビ局で放送される連続ドラマである。
初回は15分拡大の23:09までの放送。

私立中学校2年生の未希（志田未来）は14歳にして妊娠する。
だが運命の相手と思えた公立中学校3年生の彼氏・智志（三浦春馬）は逃げ腰で未希は戸惑う。
産む決心をするが、信じられない程の厳しい困難が待ち受けている……

志田未来は、妊婦の役作りの為、母親や親戚に歩き方や食欲の変化などを聞いた所、「お腹が大きくなっただけで何も変わらなかった」と言われ参考にならなかったと語っている。
第1話の志田未来が楽器店で号泣するシーンを見て、河本準一は思わずもらい泣きをしてしまった。
生瀬勝久は、志田未来と「女王の教室スペシャル」に続き二度目の共演のために非常に光栄とのこと。

日本テレビ系の水曜10時台のドラマは最近視聴率が低迷しており死に枠とまで言われていた。
番組のテーマも中学生の妊娠という既に何度も使い古されたものであるが、初回から19.7%という高視聴率を獲得した。
この数字は、この枠としては2002年4月期のごくせん最終回（23.5%）以来の記録であり、第1話と第2話の平均視聴率では、2000年1月期の平成夫婦茶碗（18.5%）以来の記録である。
高視聴率の背景には主演の志田未来の高い演技力、センセーショナルなテーマに負うところが大きいと考えられている。